企業・ビジネス動画のBGMと効果音 ― 種類別の選び方

会社紹介、商品説明、採用、研修 ― ひとくちに企業の動画といっても、見る人も長さも公開先も違います。必要な音もそこで変わります。

この記事は、動画制作会社と制作情報サイトのまとめ9本を集計して扱う種類を決め、それぞれに合うarcaluneのBGMと効果音を並べたものです。掲載はすべて商用利用可・クレジット表記不要でダウンロードできます。グラフの出現音や数字カウント、スライド転換のようなビジネス動画向けの効果音は、2026年9月時点でカタログに150件あります。

全11曲最終更新

この記事の選び方

  • 掲載しているのはarcaluneが配布するBGMと効果音だけです。他所の音源の再配布はしていません。
  • 扱う動画の種類は、動画制作会社・制作情報サイトのまとめ9本を集計し、2本以上が挙げたものだけにしました。
  • 各項目に書いた「9本中N本」はその集計の結果で、順位も本数の多い順です。
  • すべて商用利用可・クレジット表記不要でダウンロードできます。

「企業動画」は一括りにできない

動画制作会社と制作情報サイトのまとめ9本を集め、それぞれが挙げている動画の種類を数えました。9本すべてが挙げたのは会社紹介・ブランディングです。商品・サービス紹介と採用が8本、研修・マニュアルが6本、イベント・展示会と導入事例が5本、解説・ハウツーが4本、IR・社内広報とSNS・ショート動画とインフォグラフィックが3本、舞台裏・製造工程が2本。この記事で扱うのは、2本以上に登場したこの11種類です。1本にしか出てこなかったCSR活動の紹介と周年記念動画は外しました。

種類が違えば長さも違います。集計元の1本は、解説動画を60〜90秒、製品紹介を2分未満としています。arcaluneのBGMは22秒のものから250秒のものまであり、短い形式なら1曲で足りますが、研修のように長いものは編集ソフト側でループさせる前提になります。効果音のほうは大半が2秒前後で、画面の動き1つに1つ当てる使い方を想定しています。

視聴する側でも、音は変えられている

YouTubeには「一定音量」という機能があり、既定でオンになっています。小さい音と大きい音のバランスを維持し、継続的に音量を調節することで音量を均一にするもので、YouTube Musicと公式ミュージックビデオではオフになります。BGMを大きく書き出しても、視聴者の画面では均されるということです。

もうひとつ「音声ブースト」があり、こちらはパソコンとテレビで使えます。周囲の音を抑えて人間の声を強調する機能で、オンにすると一定音量は自動的にオフになります。どちらも視聴者側の設定なので、ナレーションが主役の企業動画では、これらに頼らず編集の段階でBGMを下げておくほうが確実です。

社外に出る前に、素材の条件を確認する

企業の動画は、自社サイト、YouTube、展示会のモニター、営業先で見せるタブレットと、同じ1本が複数の場所へ出ていきます。素材にクレジット表記の義務があると、会社の映像のどこかに表記の場所を作らなければなりません。公開してから条件を確かめるのでは遅い部分です。

arcaluneに掲載している音源は商用利用でき、クレジット表記は不要です。ダウンロード表示のある曲は無料で保存できます。禁止しているのは、音源単体の再販売・再配布と、AI学習への利用です。上映の回数や時間、公開先の制限は設けていません。

社外に向けて会社を見せる

初めて見る相手に会社と製品を伝える動画です。音は誇張せず、話す内容の邪魔をしない範囲で選びます。

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    会社紹介・ブランディング

    集計した9本すべてが挙げた種類です。会社の輪郭を最初の数十秒で決めるため、BGMは映像より先に空気をつくります。「準備は整った」と「雲が一つとぎれる」はビジネスのタグが付いたアコースティック寄りの曲、「回帰の灯 -Re:Ignition-」は250秒のオーケストラで、章立ての長い会社紹介に向きます。章の切り替えには「スライド転換 03」、社名やロゴを出す瞬間には「パッ(出現) 1」を。

    使いどころオープニング、理念・沿革、ロゴの出現

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    商品・サービス紹介

    9本中8本。機能を順に見せる構成になりやすく、画面が動くたびに音を当てられる場面が増えます。「光にかざす」「金属にのる白い光」はガジェットのタグが付いた曲、「開封のよろこび」は開封や起動の場面向けです。操作には「トグル 01」、処理が終わる合図には「完了・集計 01」、新機能を出す瞬間には「ひらめき 02」を当てます。

    使いどころ機能デモ、操作の手元、導入の決め手

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    導入事例・お客様の声

    9本中5本。話している人が主役なので、BGMは輪郭を出さないものを選びます。「窓ひとつ椅子ふたつ」「真昼のあかるさ」は解説・説明のタグが付いた曲、「長い午後」はピアノです。導入前後の数字を出す場面には「グラフ出現 04」、成果を示すところには「完了・集計 03」を合わせます。

    使いどころインタビュー、課題と結果、数字の提示

人と現場を映す

働いている人と場所そのものが中身になる動画です。声の下で成立する曲と、事務所や工程の生活音を組み合わせます。

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    採用

    9本中8本。社員の話とオフィスの様子が中心になるので、声の下で成立する曲を選びます。「やわらかくなった光」はビジネスのタグが付いた曲、「空をふくんだ布」「灼けた窓に手を」は生活の場面に寄せた曲です。手元や机まわりには「ペン・鉛筆 06」「引き出し・キャビネット 01」を足すと、環境音を録れていない映像でも生活感が戻ります。

    使いどころ社員インタビュー、オフィス紹介、1日の流れ

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    舞台裏・製造工程

    9本中2本と最も少ない種類ですが、現場の音がそのまま素材になるのはこの形式だけです。「光の中の木屑」「隅のテーブル」「棚がひとつずつ明るく」は手を動かす場面に置ける曲です。「プリンター 04」「コピー機・シュレッダー 07」「はさみ・テープ 03」「ホチキス・パンチ 01」は事務所の音で、現場で環境音を録れていない映像へ後から足せます。

    使いどころ製造の工程、事務所の様子、納品まで

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    IR・社内広報

    9本中3本。株主や社員に向けた報告で、数字と決まったことが並びます。「三時の机」は97秒、「次に光るもの」は99秒とどちらも短く、「藍の時間の一ページ」は190秒あるので通期の振り返りに使えます。実績の提示には「グラフ出現 06」と「数字カウント 05」、決定や承認の合図には「ハンコ 1」を。

    使いどころ決算の説明、トップメッセージ、社内通達

説明する・教える

画面の要素が順番に出てくる動画です。図や数字の一つひとつに短い音を当て、BGMは後ろへ回します。

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    解説・ハウツー

    9本中4本。参照したまとめの1本は、解説動画の尺を60〜90秒としています。「しくみのはなし」は81秒でその範囲に収まり、「ひらいた朝刊」は131秒、「信号待ち」は103秒です。文字を出す場面には「タイプライター 2」、注意を向けたいところには「注目ピコン 03」、図表には「グラフ出現 05」を当てます。

    使いどころ導入の説明、手順の提示、図解

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    インフォグラフィック

    9本中3本。実写を撮らずに図と数字だけで説明する形式で、動きの一つひとつに音を付けられます。「はじめの一歩」「光の回路」「ふたを開けた明るさ」はガジェットのタグが付いた曲です。グラフには「グラフ出現 03」、数値には「数字カウント 06」、集計には「完了・集計 07」、切り替えには「トグル 05」と、要素ごとに別の音を割り当てられます。

    使いどころデータの提示、図の展開、数値の変化

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    研修・マニュアル

    9本中6本。手順を追う映像で、見る人は途中で止めたり戻したりします。「正午のしずけさ」「一歩ずつ陽が」「ページをめくる」は作業・集中のタグが付いた曲ですが、いずれも2〜3分なので、長い研修ではループさせる前提で使います。手順の番号には「数字カウント 04」、板書や書き込みには「チョーク 2」、工程が終わる合図には「完了・集計 02」を当てます。

    使いどころ操作手順、章の区切り、確認テスト

届け方に合わせる

同じ内容でも、会場のモニターとスマートフォンでは鳴り方が違います。音を絞られる前提と、短い尺に合わせて選びます。

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    イベント・展示会

    9本中5本。展示会のブースやセミナー会場は、音を絞るか無音で流すことが前提の場所です。「幕が上がる」は開演、「ひやかし散歩」はビジネスのタグが付いていて人が行き交うブースのループ向き、「七時の斜光」は登壇前の待ち時間に置けます。会場の反応には「まばらな拍手 03」、受付の通知には「メール着信 05」を。

    使いどころ開演・登壇、ブースのループ、ダイジェスト

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    SNS・ショート動画

    9本中3本。縦型で数十秒、音を出さずに見る人も多いので、字幕と効果音が担う割合が大きくなります。「朝いちのコーヒー」は65秒、「よーいドン」は22秒、「出発の合図」は27秒で、切り詰めずに1本ぶん収まります。転換には「シュッ(スワイプ) 1」と「スライド転換 09」、寄りには「ズームイン 02」を。

    使いどころ縦型ショート、告知、切り抜き

企業の動画で音が難しいのは、映像より先に「これは何の会社か」を決めてしまうからです。だからこそ、種類ごとに向き不向きを見てから選ぶほうが早く決まります。

ここに並べたBGMと効果音は、すべて試聴してからダウンロードできます。効果音のカタログでは「ビジネス」のタグから、この記事で挙げた音をまとめて見られます。

よくある質問

会社の紹介動画に使うとき、クレジット表記は必要ですか。

必要ありません。掲載している音源は商用利用でき、クレジット表記は不要です。ダウンロード表示のある曲を保存してお使いください。音源単体の再販売・再配布と、AI学習への利用だけは禁止しています。

展示会のモニターで一日中ループ再生しても大丈夫ですか。

問題ありません。上映の回数や時間に制限は設けていません。ただしBGMは2〜4分のものが多いので、長時間流す場合は編集ソフト側でループさせてください。

ナレーションを入れる動画では、BGMをどのくらい下げればいいですか。

決まった数値はありません。YouTubeには視聴側で音量を均す「一定音量」や、人の声を強調する「音声ブースト」がありますが、どちらも視聴者の設定によります。声が聞き取れるかどうかは、書き出す前に自分の環境で確かめてください。

効果音だけを探したいときはどうすればいいですか。

効果音のカタログで「ビジネス」のタグから絞り込めます。この記事で挙げたグラフ出現、数字カウント、スライド転換、完了・集計などはすべてそこにあります。

プライバシー設定を確認しています…

サムネイルを押すと試聴できます